夕食に親子丼をつくったときのこと。
母が「これ鶏ムネみたいにポソポソしてない?」と。
言われればそんな気もするけど…そんなもんだと思って食べていました。
そう、何も気にせずに。
わたしはほぼ外食をしません。
小さい頃から。
というのも、
父は外食をしたがらなかったので、
必然的にそうなっていました(母は外食したがっていた!)。
だからだろうか。夫いわく、
「本当に美味しいもの」がわからないのではないか。
普段の味に、舌が慣れてきているから。と。
実は、ホンモノの味を知らなかった!?
たとえ外食しても、王将だったりラーメン屋がほぼ。
そうか!もしかして「本当に美味しい親子丼」を食べたことがないのかも!!!
なんて思ってしまった…。
でもそういうことかも。
本当に美味しい味を知らないのに、作れるわけがない。
例えば、お店で親子丼を食べたことがなくてもレシピを見ればつくることができる。
そうすると、そのできた味が正解なんだと思ってしまう。
だって、お店でつくられた本物を食べたことがないから。
外食をして基準を知る必要があった
外食をして本物の味を知っていれば、「基準の味」が分かるから、
自分でつくったものが違うと気づくけど、
あまりしないのなら、自分でつくった味が「基準の味」となり、なんとなくの味になってしまう。
こんなものなんだと思ってつくっているから。
もちろん、家の味が美味しくないわけではなく、普通なのだろう。きっと。
美味しいものを食べたいけど、
味は無頓着というか。
お腹がいっぱいになればそれでいい。と、どこかで思っている。
自分1人ならそれでいいが、家族に出していては…ダメだね、やっぱり。
情報はじぶんで見極めて調べて判断する
レシピを探してもほぼネットに頼りきり。
すべてそれが悪いわけでもないけど、
基本的なレシピはそこにはない。
アレンジレシピとかなら、それでもいいけど、
基本的なレシピに関しては、しっかり基本を覚えた方が良さそうだ。
池上さんの本でも書かれていたけど、
その時の記事☞池上彰さんの考える力を学び、成長につなげる。
テレビやネットの情報は全部が正しいわけではないと。
間違った伝え方もあるから、自分で正しい情報を掴みに行く必要があるという。
いままでわたしは、ほどほどに料理が上手い方だと思っていた(笑)
レシピ通りにつくれば、それなりに美味しいし、
テキパキと早いし。自分で言うけど。
でも、「まずくはない」だけであって、
下手くそな料理と比べれば、おいしいかもしれないけど
めちゃくちゃおいしい料理と比べれば、そうでもなかった。むしろ下手。
そう考えたら、ちょっと反省しました。
スピードも大事だが美味しさが一番重要!!
料理も仕事のように真剣に。
段取りだけでなく、美味しく。
いつも同じ味にするのが苦手なのだが、そこを求められるので気をつけなくては。
というのは、
必要な材料がなければ代わりに何かを使ったり、
もしくは省いて何も使わなかったりと、
基本がなってないのに、フィーリングで料理するときがある。
だから味が安定してないそうな。
主婦としては時短もおいしさもどっちも大事
もちろん、主婦としては、料理の時短は必須。
毎日作らなくてはいけないからね。
だけど、段取りはよくても料理が不安定じゃあなぁ…。
どっちも必要!!
てことで、まずは、本当においしい親子丼を食べてみること。
「本当においしい」と言ってもどこにあるの!?
となるので、そこそこでもいいから食べに行ってこよう。
それならすぐ見つかりそうだ。
そして、
基本的なレシピが載った料理本を探してこよう。
そもそも親子丼は滅多につくらないから、余計においしくつくれないのも事実。
定期的につくれば、美味しい味を理解できるだろうし、安定もしてくるだろう。
まずはそこからだ。