こんにちは。ナマケモノ主婦のJinです。
シリーズ累計123万部突破のベストセラービジネス書「伝え方が9割」がアマゾンビデオでドラマ化していたので観ました。
ドラマが分かりやすくておもしろいので感想です。
伝え方が9割がドラマ化
このドラマは、原作ビジネス書には一切登場しないという巨大ロボット(のコックピット)を舞台に繰り広げられる、おそらく世界初のSFコミュニケーションコミュニケーションドラマで、
コミュニケーションの基礎がなってない主人公が伝え方を学んでいくというストーリーです。
ヒーローなのに会社の社員であるという現実的な設定
- 会社員らしく、書類を提出しないと出動できなかったり
- ロボット操縦時に市民の自転車を全壊してニュースになって問題になったり
- ロボットの中で動画を撮ってネットにあげてクビになったり
がおかしくおもしろい。
さらに、アニメが途中に入ってたり伝え方についても分かりやすく説明してくれたりして、観やすいドラマでしたよ。
伝え方の技術を知っておいたほうが、人生上手くいきそうだなと思いました。
ぜんぶで10話はありますが、そのなかでもコトバの技術って必要だな。なるほど。と思った内容と感想です。ネタバレ注意。
伝え方が9割の本をまだ読んでなかったのでちょうどよかったです。
本は購入してあるんですけどね。
メリットを提示したらイエスに変わる
第1話は「イエス」に変える3つのステップでした。
コミュケーションのセンスない人や苦手な人も大丈夫。
伝え方はセンスではなく技術なので、誰でも学ぶことはできるそうです。
まずは、人にお願いするときにYESをもらいやすくする技術。
ノーを「イエス」に変える技術があります。
「イエス」に変える3つのステップ
- 自分の頭の中をそのままコトバにしない
- 相手の頭の中を想像する
- 相手のメリットと一致するお願いをつくる
1、自分の頭の中をそのままコトバにしない
たとえば、
- 「デートして欲しい」
と思っていたとしても、そのストレートな気持ちをぐっと我慢します。
2、相手の頭の中を想像する
と思っている相手でも、
イタリアンが好き
だと知っているのなら、それを利用するんですね。つまり情報が必要。
3、相手のメリットと一致するお願いをつくる
- 「驚くほどうまいパスタがあるんだけど行かない?」
と誘ってみます。
すると相手は、はじめてなものが好きでイタリアンが好きだから
YESに変わるんだそうです。
なるほど。確かに自分の好きなことなら前向きになるかも。
デートじゃなくて家族に「どこか行こう~」と誘っても、具体性も見えずイメージもわかないのであまりピンときませんしね。
小さいときそう言ってもどこにも連れていってもらえませんでした。笑
だから、うまくコトバを変えてイエスにして行動に移せるようにこちらから仕掛けてあげるんですね。
すべてはコトバ次第なんだと分かる例えでした。
2つから選ばせる
第3話は選択の自由でした。
例えば、まったくあなたに興味のない人を誘うときに
- 「デートしてください」
だとあなたのメリットしかないですよね?
そうするとOKをもらえる可能性は低いけど
- 「驚くほど旨いパスタの店と石窯ピザの店どちらがいい?」
と、行く前提で2つ選ばせます。
そうすると、どちらかを選んでしまうんだそうです。
もう完全に断る選択肢が入ってません。
2つ以上の選択肢があると人はそこから思わず選んでしまうのだそう。
こちらとしても、どちらを選ばれてもいい選択肢を2つ出して、AかBかどちらがいい?と聞く技術でした。
ごはんなにがいい?にも応用できそう
夕飯のメニューを聞くときにも使えそうですよね。
「今日の夕飯なに食べたい?」と聞いても
ほとんど「なんでもいい」と言われます。
それではまったく参考になりません。
こちらもじゃぁなんでもいいのねとおもって出した夕飯でも
「焼き魚かぁ」とちょっと残念な感じを出されたらイラっとしますよね(笑)
じゃぁはじめから食べたいものを言ってよ。さっき聞いたよね?ってなります。
なのではじめから
「ハンバーグと生姜焼きどっちがいい?」
っていうふうに聞けば「じゃぁハンバーグ」と答えてくれるでしょう。
自分で答えたんだから、まさかの「えー」とはこないでしょうしね。
コトバのチョイスや伝え方次第です。
はじめは面倒でも、そのあとの衝突のほうが面倒なのではじめの伝え方が重要ですね。
本が読みたいのに読めないのなら映像のほうが分かりやすいかも。
それじゃまた!